のにおいて、

になるの

「は実はでは死ななかった…」

という説は、教の教えを信じている

クリスチャンにとっては信仰の前提が崩れて

しまうことになりますから、到底受け入れられ

ないことかも知れません。しかし、

その説は全くのデタラメだとは言えません。

がの石を隠し持って消えたとすると、

もまた自分の身を密かに隠してどこかに

消えることが定めだったが出てきます。

私達はのを死んだと思って信じて、

我々の人類の罪を背負おわれたと苦しみの

を背負おうとしているのかも知れません。

もしも脱け出して極東の国で天寿をまっとうした

とするならば、こののの犠牲に習

って死を乗り越えようとする思い込みの信仰に

果たしてそれだけの価値があるでしょうか？

また、の代わりに実を結ぶ他の国が用意

されているというその国とはどんな国でしょう。

は一体、死を逃れてからどこへいかれる

ことがふさわしいのでしょうか？　

に渡ってきた＝イザナギ説だけ

ではなく実は、や・も

に渡ってきたという説もあるのです。

これは偽書とも言われている書物ですが、

「竹内文書」によると痕跡を見ることが

できます。とは同じ道を

通って ある国に辿り着くことが始めから

定められていた可能性があります。

　に、は放浪の果てにたどり着いた

約束の地（パレスチナ）を目前にして、

からこう言い渡される。

「よ、あなたはを見ることは

出来るが、に入ることは許されない」

…と言われた。そこでは、神の命令

どおりに従って第一の弟子のに

アロンの杖と石板の入った契約の箱とを

引き渡して一人ネボ山に向かって去っていく。

「は怒りで石を二度打って失敗した

ので、に入れなかったのだ…」

と見る統一原理のような解釈もがあるが、

実は初めから、はのゆくべき

模擬路程を先んじて演じさせられていた。

と捉えたほうが正しいようです。

偽（にせ）者を象徴するアロンの杖と

石板は、に入れて、に渡

したとされているが、

「これはから再び頂いたものだ」と

がに伝えて、渡したという石板は実を

言うと偽物（）の可能性があるのだ。

それは一度、神から頂いた最初の石板を怒り

に任せて割ってしまった時、がシナイ山

に再び戻って、神に深く謝罪をすると、

「よ、もう一度同じ板を作ってくるならば、

再び十戒の言葉を彫ってあげよう」と様は

言われた。それでは再び４０日の間、

シナイ山にこもって自分の手で石板を削って作り、

再び主にそれを差し出して彫って貰う。も

「主から十戒のみ言葉を彫って貰ったのだ」

と語っている。しかし、同じ石板の形をしたものが

、何の条件もなく、に再び与えら

れたとは考えにくい。それは、例えば一度、高価

な壷を壊した相手に対して、あなたは二度も同じ

大切な壷を平気で任せるだろうか？

（また壊すかも知れないな…）と警戒して考えた

結果、(の高価な壷は密かにどこか隠し持つ

ことにして、代わりにそっくりなか、質を落

とした安物を置くとか、レプリカを渡しておこうか…)

と考えるのが普通である。

また仮にの石をもう一度渡すとするならば、

たぶん、もっと割れにくいもの、別の丸い形をした

ものであろうか。

はそのの石を密かに懐（ふところ）

に隠し持ってどこか予定された場所に消えて

いくのが定めであった…。もし、が

の行く道を先に示す模擬者であるならば、

必然的にもまた、と同じ運命と

路程を辿っていかざるを得ないことになる。

つまり、自身が自らの体を使って死への

トリックを演じて、の復活した体を隠し持って

どこかに消えていくようになる。

このようなと同時性の道を辿る必然性が

出てきます。にこれから挑んでいかねば

ならなくなった直前に、の前にと

の霊が現れて、何かを話し合っていた

とある。これはこれから起こるの死から

逃れる仕組みを示す、重要な先人たちとの

話し合いである。

これからが行くべき模擬路程の手筈と

打ち合わせ。詳細な説明をと

から受けていたのであろうか？

「たとえ万が一、にかかるような事態

になるならば、弟のイスキリがあなたの身代

わりになることになる。確かに彼はで

手足を釘で打ち突かれてしまう、

死ぬほどの激しい苦しみを受けるであろう。

しかしそれでも間一髪で死を避ける道がある

かも知れない…それを信じてあなたは密かに

遠い外国に逃れなさい」…という天の仕組み

の指導を受けていたかも知れない。

ゲッセマネでの血の汗が滴るような祈りは、

やはり自分の身代わりに弟を磔の苦しみを

背負わせることを絶対に避けたかった必死の

兄の祈りであったとすれば、この不可解

であった疑問は見事に解ける内容となる。

決して死ぬことのためにに来られた訳

ではないが、このによる死のトリックを

演じるために、わざわざ弟の身を犠牲にして

ゆかねばならない危険な道を演じられたこと

になる。その兄弟の命乞いのための血の汗を

流されての闇夜の壮絶な祈りであったことになる。

やはり自分の命を惜しむ、ただの人間的に弱い

祈りではなかったのだ。「主よ、願わくばどうか

（弟のイスキリの命を救って下さい）を

避けさせて下さい…」という弟の命を心配する

心優しい兄の壮絶な苦しみの祈りであった。

といえる。

に間違えられてローマ兵士に捉えられていくある男がいた。のことを心配して、そのあとをペテロが、いつまでもついていく記述がある。その時「あっ、この人はたしかという人と一緒にいた」と傍にいた誰かがペテロの顔を見つけて言った時、あわてて彼は「そんな人、私は知らない」と否定する。そして三度同じような状況になり、その質問に合うが、ペテロは三度に渡って否定してしまう。その直後に、様のされていた言葉どうりに、急にニワトリがけたたましく夜明けを告げて鳴いたとある。ペテロは本当に、この先生の身代わりに捕らえられていく様によく似た男のことについては、全く知らなかった可能性がある。

これがの事実とするならば、にかかった様を信じる現代のクリスチャン（教の者）の行為は、身代わりの弟（）を偶像崇拝しているという結果になる。

確かに、人をはりつけて死刑にする道具のという忌まわしい道具が、の対象になっていることは、教が人をいたずらに犠牲の道を強いる、ニセのの幻を追っていく暗く悲劇的を演じる結果になってしまったのではないだろうか…。

逆に、に再臨のが現れる時、決して再び不信して殺害することがなく、抵抗なく自然に受け入れる「備えられた」ある（国）を用意すると神は約束されている。その条件をが立てるためには、やがこのに生きて石板や自身の体を持ち帰ってきて、再臨の時が来るまでし、誰にも奪われないように隠しておかねばならなかったと推察される。「の」が出現する必然的なが流れていることや、三種の神器や契約の箱などのの正当なる系統を証明する事実が明らかになる時が近づいている。そのための条件がことごとく起っていくべきであり、その足跡や証拠がこののどこかにされているのは、当然のことと言える。

したがって、この竹内文書（たけうちもんじょ）という書物も、決して捏造された偽書であるなどとは言えなくなってしまった。私は今までの固定概念や思い込みを捨てて、する姿勢や心の持ち方を全くの白紙に戻して研究していくべきであろうと思います。

おわり

を学び頂き、ありがとうございました。

は一部中。申し訳ありません。

時が来るまで、まだ公開することが許されていません。

最後のが解ける時まで、今少しお待ち下さい。